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また悲しい事件が起こってしまいましたね。もう殆どの方が知っていらっしゃるかとは思いますが、改めておさらいしておきます。
11日、イタリア・トスカーナ地方でユーヴェのサポーターとラツィオのサポーターが、高速道路のサービスステーションで衝突し、これを止めようとしたのか、警官が発砲、その銃弾が一人のラツィオサポの一人の首に当たって死亡したというものです。
この死亡事件は警官の誤射によるものらしいのですが、この事件を受けて、セリエAは11日の予定だったインテルvsラツィオの1戦を延期するとともに、この週末に予定されていたセリエA、Bの全試合の開催を中止することを決定しました。
ラツィオサポの死亡事件の後、ローマやミラノ、ベルガモなどイタリア各地でサポーターが抗議のデモを行い、警官隊と衝突したものもあります。
昨年、サポーター同士の衝突から警官が死亡し、安全面の問題が噴出したイタリアですが、今季もサポーター死亡事件が起きてしまいました。今回のは、スタジアムで起きた訳ではないですが、それでもサッカー絡みで、そのあと、各地でサポーター集団が暴徒化したこともありますから、更なる安全策を講じる必要があるでしょう。
選手達も、今回の事件について、コメントを出しています。
ピルロ:「僕ら選手たちにちって、昨日のような形でピッチを後にするのは美しいことじゃない。深い悲しみを感じているよ。時間が経てば経つほど、サッカーは悪くなっている。だから、素晴らしいことじゃなくなっているんだ。」
ジラルディーノ:「この日曜日、僕らは限界まで来てしまった。僕ら全員が起きたことを敗北のように感じなければいけない。そして、再び僕らは大切な価値を失ってしまったのだとね。以前からいつも同じことが言われている。でも、ずっと解決策は見つかっていない。」
ボネーラ:「チームメートの側にいたよ。僕らは試合をしたかった。試合を中断するなんてあってはいけないことだからね。あそこ(アタランタ戦の行なわれたベルガモ)でのことは、青年が亡くなったこととは関係がない。サポーターたちが過激化したためなんだ。試合を続けることがいいサインになったはずだけど、あの状況下では続けられないとベルガモの警察が決定したんだ。」
カンナヴァーロ:「このような出来事は、僕らのカルチョとイタリアの良いイメージに泥を塗っている。今は、スペインでサッカーをしていて幸運に感じるよ。ウルトラスによる小さな破損や、子供連れが安心して試合を見れる完璧なスタジアムを、レアルは所有しているんだ。スペインでこの事件のニュースを聞いた時には、本当に不快に感じたよ。とても不快な気分にね。」
また、セリエA、Bの週末の全試合延期を決めた事については、ブッフォンがコメントしています。
。「もし、リーグ戦の次節の延期を申し入れられたら、最終的に僕は受入れるけど、心の底で納得はできないだろう。なぜなら、昨日アレッツォで起きた出来事はサッカーの外にある問題なんだ。サッカー界には責任を負わせられない状況であり、これは社会問題だ。僕たち選手は、新世代の正しい見本でいる可能性を模索しながら、自分たちの役割を果たさなければならない。」
「昨日、発生してしまった事件は僕らに影響を及ぼすだろう。僕個人では何も決定は出来ないけどね。亡くなったチームのサポーターに敬意を表したラツィオの決定に、僕は同意する。だけど、他の全ての会場では試合を行なうべきだったと思うよ。昨日も言ったけど、もしチームのネーム入りマフラーを首に巻いた女性が殺されでもしたら、僕らはリーグ戦を中断しなければならないのかい?昨日アレッツォで起こった事件はスタジアム内でも、周辺でもない。だから、正しい解決策で対応すべきなんだ。」
「青年の死は、これ以上待てない人々の怒りを爆発させる引き金となってしまったんだ。」
イングランドでは、かつてフーリガンの嵐が吹き荒れたあと、徹底的な対策を実施し、現在では世界屈指の優良リーグに変貌を遂げました。イタリアでも、こんな事件が2度と起きないように対策を考えてもらいたいですね。
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タグ:セリエA
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